リサイタル通信 No.5
2017年 08月 18日
リサイタルがとうとう2週間後に迫って来ました。
昨日無事、プログラム原稿をあげて、2ヶ月半に続いたデスク作業がほぼ終了しホッとしました。昨日は今川さんとリハーサル。そしてその後、出来上がってほやほやの衣装を試着へ。衣装のミドリさんには、最後の最後までデザインで悩んで下さり、昨日の試着の後もまだチクチクと縫ってデザインを変えて下さいました。そして無事完成しました。衣装の写真はリサイタル後のブログに掲載しようと思います。
ところで、リサイタルのプログラムにはイギリス近現代の作品の対訳も載せるため、長い時間かけて作っていました。特にシェイクスピアの詩は難しく、苦戦しました。
とある夜中、一人黙々と訳しているうちに気が付いたことがありました。シェイクスピアの詩は綺麗に韻を踏んでいるので、日本語の訳も韻を踏ませたいのですがなかなかそうはいきません。でも、(そうそう、東北弁にすれば韻を踏めるのじゃない!)・・・・・・と。
高くも低く歌えるのさ!
という この 最後の「さ」は共通語だと思うのですが、東北弁(仙台弁かな?)も文の最後に 「○○ださぁ〜。」とかついたりするのです。そこで、夜中に、(あはは〜、これも ださぁ〜 とか さぁ〜とか付けたら韻を踏めるな!)などと思ってしまいました。と、ふざけていたら、なんと東北人の私には、いったいどれが共通語の「さ」でどれか東北弁の「さ」なのかわからなくなってしまいました(T.T)。心配になり、埼玉出身の夫に「これは共通語?この文章はおかしくない?」と全て聞くはめになりました(笑)因みに夫に「埼玉の人も訛っている?大丈夫?」と聞いたら、「大丈夫、埼玉は東京だ!」と申しておりました♪(夫の回答がちょっと適当ですね。)
そんなこんなで無事対訳も終了。後は2週間音楽に集中するのみです。
お陰様でチケットは随分でてきました。でもまだありますので、お時間ある方是非いらして下さい。笠松さんの新作による今川裕代さんのソロもお楽しみ頂けます。チケットのお求めは、ダウランドアンドカンパニイまで。
http://www.dowland.jp/
042−390−6430
9月3日 14:00 開演 ハクジュホール
前売り:4000円 当日4500円
広瀬奈緒 今川裕代 笠松泰洋
by purcellh
| 2017-08-18 14:00
| 日々のこと
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